「なぜがん検診を受けないのか?」の回答に驚き

円錐切除術が終わってから、
約一か月後に手術後初めての外来がありました。
そこで、病理結果の説明があります。

私は手術が終わって一ヶ月、どっぷりと普段の生活に戻っていました。
頭の中では「腺がん」なので、子宮摘出はまぬがれないと
わかっていました。
なのに、この一ヶ月、普段の生活にひたっていた間、
「もしかしたら、これで治療は終わりになるかもしれない」
という期待感もわいてきました。

というのも、理由があります。
手術が終わって、初めての生理がありました。
明らかに、手術する前とは違うものでした。
手術前は鮮血でした。しかも量が多かった。
でも手術後は量も少なく、鮮血ではありませんでした。
茶褐色っていうのかな。

これでやっぱり、手術前には明らかに子宮頸がんの症状が
出ていたってことがはっきりしました。
「もしもあのまま、ほおっておいたら・・・」
考えただけでゾーっとします。
生理がいつもと違う、たったそれだけで「私は子宮頸がんかも!?」って
思える人はほぼいないんじゃないですかね。
やっぱり子宮頸がん検診は受けないといけないです。

ちょっと話はそれますが・・・。
先日テレビで
「がん検診を受ける人、受けない人の違い」
みたいなことをやっていました。

その中で、がん検診を受けていない人に、
「なぜがん検診を受けないのか?」
という理由を聞いていました。
すると多くの人が
「がんが見つかったら怖いから」って
答えていました。

えっ・・・!?
そおなの!!!!???

がんなのに、見つからないでそのまま放置のほうがよっぽど怖い~。
見つかってもう手術できないって言われるほうが怖い~。
ある日突然、体調が悪くなって、病院で「がんです」って言われるほうが
ずーっとずっと怖くないですか?

ですので、ちょっと驚きました。

例えばです。がん検診を受けない理由が
「私は健康だし、家系にもがんはないから、
がんにならない自信がある」とか、
「仕事や家事や育児が忙しくて受ける時間がない」とか
単純に「面倒くさい」とかでがん検診受けないっていうのなら
まだわかりますよ、はい。
実際、私がそうでしたから。

私は普段から婦人科に通っていく中で、
「そろそろ受けてください」とすすめられて何となく受けて、
そこで子宮頸がんが見つかったのですから。
なので、あんまり偉いようなことは言えないのですが・・・

「がんだったら怖いから、がん検診受けない」のでしたら、
逆に受けて安心すればいいと思います。
本当は面倒なだけなんじゃないのかな?
2年か3年に一回でいいので、受けてくださいね。

それから、女性でしたらかかりつけの婦人科は、
できればあったほうがいいと思います。
女性は、女性ホルモンとうまく付き合っていかなくてはなりません。
生理前のイライラである月経全症候群や、
更年期のイライラとか、体の不調も相談できます。
婦人科に通うと、自然にがん検診も受けるようにすすめられますので、
ぜひぜひかかりつけの婦人科をみつけてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です