ちょっとここまでのお話をおさらいしておきます。
円錐切除術が終わり、子宮頸部腺がんの1A1期の診断が断定したことで、
単純子宮手駆出術を受けることが決定しました。
これは、私は腺がんという、だいぶやっかいながんであったことが理由です。
腺がんでなければ、ここで手術は終わっていたでしょう。
がんは、円錐切除した断面にはありませんでした。
子宮を取るのは、今後の予防のためです。
腺がんと診断された場合、子宮摘出術が推奨されています。
単純子宮摘出術は、腹腔鏡の手術と開腹手術があり、
開腹手術では、健康保険が効くのですが、腹腔鏡ですと実費となってしまいます。
その場合請求額は約100万円ほどかかってしまいます。
ですが、生命保険で先進医療をつけていれば、カバーしてくれます。
私は、先進医療を付けていなかったので、そのまま腹腔鏡で手術を受けていれば、
もちろん100万円の請求がきたことでしょう。
しかし、絶妙なタイミングで(トイレが壊れたように)、
4月からは、腹腔鏡腹腔鏡の手術でも、健康保険が効くようになりました。
これはもう、不幸続きの私にとっては一番の幸福でした。
4月の最初は人事異動があったりして、手術は緊急でなければしないそうで、
いろいろと先生とも話し合った結果、4月25日に受けることに決まりました。
手術は問題がなければ5泊6日の入院となります。
手術が決まったことで、私も精神的にだいぶ落ち着いてきました。
「これで、がんとはおさらばできる!」
と思うと、久しぶりに晴れやかな気分になりました。
家族をおいて、手術、入院するのは、子供たちのこともありますし、
心配でイヤでしたが、ここを乗り切れば、
癌になる前の生活を取り戻せるかもしれないと思いました。
ここでちょっと、以前、病院の婦人科の前で、
旦那さんのいとこに会った、というお話をしましたので、
そのの続きを書いていきます。
以前ブログにも書きましたが、
私が円錐切除術の手術の打ち合わせをするために、
病院を訪れた時、
偶然、旦那さんのいとこにばったりと出会ったんです。
こんな偶然あります?
なんか、運命的なものを感じますが・・・。
(どんな運命なんだ・・・?)
そのいとこは、私より3つ年上です。
これまでちゃんと人間ドックや検診を受けたことがなく、
周囲にすすめられて、年末に人間ドックに行ったそうです。
そこで、子宮頸がんが見つかったとのことでした。
いとこの場合、私よりも癌が進行していたようです。
最終的には1B1期だったようです。
この時、受けてよかったですよね、
本当に、子宮頸がん検診は大切です。
そこで、いとこもやはりこちらの県立病院を紹介されたそうです。
そして、診察を受けたのですが。
検査してもがんはあることは確実なのですが、
どこにあるのかがハッキリわからない、といわれたそうです。
そこで、円錐切除術は飛ばして、
腹腔鏡下での子宮摘出術と卵巣摘出をすすめられました。
やはり4月から腹腔鏡の手術で、健康保険が効くようになるということは、
病院から知らされていたようです。
ですが、いとこの旦那さんは、
「4月まで待っていて、もし癌が進行したら困る。
手術は早いほうがいい。お金は払うから。」
と、言ってくれたそうです・・・
それで、3月の初めに手術を受けました。
なんというカッコイイ旦那様!素敵ですね!
ちなみに我が家の旦那さんは、
「生命保険がたくさん出たら、トイレの修理代をお願いしてもいい?」
ですって。
わが旦那さんは、悪い人ではないのですが、あんまりお金がないので。
にしても、違いすぎるやろ~!!!
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