私が思っている以上に、子供は大人でした

円錐切除術を受けなければいけなくなったとわかった日。
お会計を待っている間、病院まで送り迎えをしてくれている旦那さんに、

「やっぱり手術だって。2泊3日だって。
手術前日に入院して、次の日手術で、3日目に退院する。」
と、診察室で先生に説明されたことを話しました。

旦那さんもある程度は覚悟をしていてくれたようです。
「手術は早いほうがいいよ。いつ入院する?」
と言ってくれました。

いつ入院するのがベストなのか?
そんな話をしていく中で、
旦那さんが「子供たちは大丈夫かな・・・」
とボソッと言いました。

その時、今まで我慢していたものが一気にあふれてきてしまいました。
今まで、人前で泣いたことはなかったのに、
涙があふれてきてしまいました。

「子供のことは今言わないで・・・」
と、お願いしました。
今考えると、子供の話をしないほうがおかしいのですが。
その時は、子供のことを考えただけで胸が締め付けられて
しまい、切なくなってしまうのです。

ですが、子供のためにも手術は受けなければいけません。
とにかく母親である私は生き延びなければ。
その気持ちが一番強かったです。

子供たちには、
「ママはお腹の中に悪いものができて、病院にお泊り
しないといけなくなっちゃった。」
と伝えました。

前々から大きな病院で検査を受けていることを知っていたからでしょうか。
子供たちは、
「ふーん、そうなんだ。」
という感じ。あっけらかんとしていました。

もうちょっとショックを受けるのかな?と想像していたので、
あまりのあっけなさに、拍子抜けしてしまいました。

「もしかして、そんなに子供たちのことは、心配することないのかも?」
とも思いました。
私が思っている以上に、子供たちは大人なのかもしれません。

子供たちが心配していた唯一のことと言えば・・・
「ご飯はどうすればいいの!?」
ということでした。
これには、苦笑いするしかありませんでしたが。

この調子なら、3日間私がいなくても大丈夫かも。
と思えるようになってきました。
小学校5年生と2年生でしたので、ある程度のことは自分でできます。

私がいない間、旦那さんにやってほしいことは・・・

・朝、起こして朝食を準備して学校へ送り出す
・塾の送り迎え
・夕食を食べさせる
・21時には寝かせる
・夜は寒いので湯たんぽを入れる

・・・とこのぐらいなものでした。

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