円錐切除術の病理結果を聞きに行く

円錐切除術後の初めての外来が一か月後にありました。

久しぶりの病院でした。
なんだか、懐かしいような、ホッとするような変な感じです。
やっぱりちょっとだけでも入院すると、愛着みたいなものが
生まれてくるのでしょうか。

この日は診察の前に、尿検査、血液検査がありました。
腫瘍マーカーっていうのを調べるんですよね?
まだまだ、がんからは完全に逃れられないのかと思います。

尿検査、血液検査が終わって診察です。
この時の診察は、黒ぶち眼鏡のお姉さん先生でした。
早速、一ヶ月前に受けた円錐切除術の結果報告がありました。

切り取り面は陰性。
ということで、
「今回の手術で、がんは取り切れていると思います。」
との結果報告でした。

よかった~!!これ以上広がってはいなかった!
しかも取り切れてる!

でも、まてよ。私は「腺がん」、といわれています。
もしかしてもしかしてやっぱり、続きがあるのではないか???
くるぞ、くるぞ・・・

先生「ですが、腺がん、ということなので、予防の手術もしたほうがいいです。」

あーきた、やっぱり!!!
ちょっとでも、期待した自分が浅はかでした。
わかっていたのに、ショックでした。

手術は、単純子宮摘出手術ということでした。
これも予想していました。

先生「卵巣までは取る必要はないでしょう」

先生からこれを聞いて、少しはホッとしました。
卵巣摘出となると、子宮だけの摘出手術よりも大変そうですし、
卵巣を摘出してしまうと、女性ホルモンが急激に低下してしまい、
手術後に更年期の症状に悩まされる、
というネットの情報も見ていたので知っていました。

卵巣まで取らなくて済むのなら、今、子宮摘出を受けるしかない。
このまま手術しないで、卵巣摘出にまでなったら・・・
怖い!

先生「手術したほうがいいと思うんですが・・・」
と、ちょっと遠慮しがちに聞いてきます。
もちろん、私の気持ちははすぐにかたまりました。

私「どのぐらい入院するんですか?子供がいるので心配で・・・。」
先生「基本的には5泊6日です。」
私「そうですか・・・。では、学校が春休み中のほうが私はいいので・・・」
先生「そうすると、3月の終わりの週ぐらいですかね?」
私「そうですね。」

と、手術の日にちを相談していると、その話を聞いていたのでしょう。
カーテンから、パッと主治医が登場!

主治医「手術は、ちょっと待ったほうがいいかも。
4月から、子宮摘出手術の腹腔鏡が保険適用になるので、
4月以降のほうがいいかもしれません。」

なんとここから、そうとうややこしい、手術とお金の問題が勃発するのです。

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