卵巣摘出、ひとつ残すという選択

今ですね、乳がん検診を受けてきました。
やっぱり検査にいくのは、面倒ですし、そのための時間も
作らなくてはいけませんし、上半身は裸で検査しますし、
おっぱいを引っ張られたり伸ばされたりしますし・・・
(ひっぱらなくてもいい方はいいんですけど、私は引っ張らないとだめなので)
できれば行かないほうが楽です。

それでも、やっぱり、
「自分は癌かもしれない」とわかったときのあの気持ち・・・。

「もうちょっと早く検診を受けていればよかった」という後悔と、
「私は死ぬのだろうか」という恐怖。

目に見えない、病気が私の体中で知らぬまに増えていて、
今まさにそれが命を奪おうとしている、という目に見えない恐怖。

もう、あんな思いはしたくない。
あんな思いをするぐらいなら、引っ張られようが伸ばされようが、
乳がん検診に行ったほうが、何百倍、何千倍いい!

と思って、行ってきました。
私はバスの乳がん検診でしたので、ちょっと寒かったです。
検診受けるなら、温かいうちがいいですね。
今日は快晴で、雨が降っていなかったので、まだ助かりました。

さて、子宮頸がんの話に戻ります。
だんなさんのいとこは、健康保険が効くようになる4月を待たないまま、
腹腔鏡下での手術を選択しました。
ですので、請求額は100万円ぐらいかそれ以上と思われます。
ですが、いとこも生命保険に入っていた、と聞きましたので、
それでカバーできたのではないかな?と思います。
支払いのことを詳しく聞くのも失礼なので、
ちゃんと聞いてはいませんが。

この場合、がん保険や、女性特有の病気に対応した保険に入っていると、
かなりの金額が保証されるます。
手術代の100万円はしっかりカバーできるでしょう。

いとこがどんな保険に入っていたかはわかりませんが、
支払いは大丈夫だったみたいです。

いとこは、子宮と卵巣も摘出したほうがいいと、先生にすすめられていました。
ですが、卵巣を取ってしまうと、女性ホルモンの分泌がなくなってしまいます。
そのため、更年期の症状が出てしまう可能性が高いです。
その場合は、もちろん、病院でホルモン補充療法をしてくれるはずで、
今は、貼ってはがせるシールタイプのものもあるようですから、
更年期の症状はそこまで心配することはなさそうです。

いとこは、卵巣摘出はいろいろ悩んだようです。
そして結局二つある卵巣のうち、ひとつは摘出、もう一つは残す、
ことを選びました。
卵巣はひとつなくなっても、もう一つが二つ分の働きを
してくれるのだそうです。

これでよかったのか?どうなのか?それは誰にもわかりませんが、
再発率はやっぱり残した分、上がってしまうことは確かでしょうね。

もし、私も「卵巣摘出」と言われたら、いとこと同じくやはり悩むと思います。
卵巣を取ってしまうと、女性ホルモンが分泌されなくなってしまいます。
ホルモンは体のバランスを保っている大事なものだと思っているので、
女性ホルモンが分泌されなくなってしまったら、
自分のこれから体がどうなってしまうのか?
精神面では?
体力面では?
そして、オジサン化してしまうのだろうか?
と不安になります。

でも、やっぱり、私は怖いから。
全摘出を選ぶでしょう。
年齢を重ねていけば、いずれ女性ホルモンは分泌がなくなっていくものだろうし。
しかももう43歳になったので、15~20年後には、
分泌されるかも微妙でしょうね。
だったら、全摘出を選びます。
再発するほうが、よっぽど怖いです、私の場合はです。

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