通っていた婦人科で、看護師さんにいわれたので、
仕方なく子宮頸がん検診を受けた私。
いつものように、何事もないと思って気にもしていませんでした。
検診の結果は、翌月の受診の日の12月5日に、
教えてもらうことになっていました。
一か月後、いつもの「ヤーズ」をもらいに婦人科に行ったワケです。
いつものように受付を済ませて、待合室で待っていました。
私は待つという行為が大嫌い。
なので、いつも診療開始の9時に予約をとっていました。
今回も1番に呼ばれると思って待っていました。
が・・・
なかなか呼ばれません。
私よりも受付が後だった人が先に呼ばれたりして。
その時ちょっと「おかしいな?」って不安がよぎったことは確かです。
しばらくして、呼ばれたのですが、いつもの先生と違う先生の部屋へ
通されました。
ここの婦人科は午前中だけなので、先生は2人いらっしゃいます。
でも、なぜいつもの先生ではないのか?
いよいよ「おかしいな?」という不安が大きくなります。
先生は女医さんで、とても深刻そうに私の子宮頸がん検診の結果を
話し始めました。
「ちょっと、子宮頸がん検診で心配な結果が出ています。」
そう言って、私に子宮がん検診の結果の用紙を見せてくださいました。
見ると検診結果の一番下の項目に
・腺系異常およびその他の悪性腫瘍
に丸が付けられていて、さらにそのすぐ下の項目
・6、AGC(異型腺細胞)
に丸が付いていて、そのすぐ横に
・腺癌疑い
に丸が付けられていました。
コメントとして、書かれていたのは、
出血性背景の中に、核腫大、核クロマチン軽度増量、核小体の目立つ
腺細胞が出現しています。内頸幹部からの生体組織診による検索をお願いいたします。
とありました。
はっきりいって、チンプンカンプン。
何が書かれてあるのか???
さっぱりわかりませんでした。
私は先生に
「これを見て、何が書いてあるのかピンとこないのですが・・・。
もし、この病気があったとしたら、この先どんな治療をすればいいのですか?」
と聞きました。
たぶん、薬でなんとかなるんじゃないかなと思っていたんですよね。
ですが、先生からかえってきた言葉は、私の甘い考えを一気に吹き飛ばすものでした。
「手術になるでしょう」
え!?手術?
え・・・なんで?
「進行がはやいので、できるだけ早く大きな病院で
診てもらったほうがいいです。」
大きな病院!?
いよいよ私、ことの重大さに気付かされてしまったんです。
なのに、そこまで言われても、「これは何かの間違いではないか?」
と、私の思考回路は、逃げ道を探しまくります。
これが人間の本能なのでしょうか?
「まさか自分が」という気持ちはなかなか消せません。
先生は、
「大きな病院を紹介する前に、もう一度詳しく検査をしましょう。」
と言って、すぐに検査をしてくれました。
エコーで子宮を見てくれるなどしてくれたと記憶しています。
私は、今度こそ何も出ないに決まっている!
そう思いましたが、不安な気持ちももちろんなくなりはしませんでした。
結果が出るのは、10日後でした。
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