しらふで会ったことがない!?

麻酔科の先生はテンション高めのままでしたが、
丁寧に全身麻酔について説明してくださいました。

手術を受ける私に、不安はないだろうか?と気遣って
くださっているのがわかりました。
ただ、テンションは高めのままです。

全身麻酔では、自発呼吸もできなくなってしまうとのことで、
口から管を通して人工呼吸器をつけることになります。
管を口に入れる際に、皮膚が傷ついてしまうかもしれない、
というような説明などがありました。

その麻酔の先生は、私の主治医と仲が良いみたいで、ところどころで、
主治医の話を挟んできました。
先生「△△(私の主治医)とは、しらふでは会ったことがないんですよね~」
私「はあ、そうですか」(苦笑い)
先生「よく一緒に飲んでます」
私「はは・・・」(苦笑い)

これもきっと、私の手術への不安を紛らわしてくれる、
先生のやさしさなのでしょうね。
そして、あまり感情を表に出さず、ポーカーフェイスな
私の主治医のプライベートな姿をちょっと知ることができて、
ホッとしたりしました。
主治医の先生も、飲みに行ったりするんだ~
普通のサラリーマンなんだ~
って思って。
それにしても、しらふで会ったことがないのはスゴすぎですが。
会議とか勉強会とかで会ったりはしないのかな・・・。
お医者さんの生活ってかなり謎ですよね。

全身麻酔の説明も一通り終わり、書類にサインをして
病室へ帰りました。
私が入院したのはゴールデンウィーク前でした。
子供の学校が休みのほうが、いろいろといいだろうと、
ゴールデンウィーク前の入院がいいだろうと思い決めました。
実家の母も来てくれていますし。
ですが、看護師さんは前回入院した時よりもお忙しそうでした。
お休みを取る方もいらっしゃるのでしょうね。
看護師さんも少な目な感じです。
だからででしょうか?
それとも今回の病室が個室だからででしょうか?
なかなか看護師さんが来てくださいませんでした。

個室だから、気楽だし、周りに気を遣わなくていい、って思っていましたが、
個室にポツンと一人でいると、何とも退屈でさみしいものです。
ああ、やっぱり大部屋のほうが、にぎやかでよかったな、
と思いました。
大学生の時に寮生活をしていまして、2,3人で一部屋に生活していましたので、
部屋に誰かいるのは、嫌ではないほうです。
手術が終わって体調が回復すれば、大部屋に移ることになっていましたので、
しばらくの辛抱だな、と思いました。

子供が帰ってくる時間を見計らって、電話をしました。
電話をするのは個室のほうが便利です。

子供たちの元気な声を聞いて、安心しました。
前回の入院では、子供と電話で話した時、涙が出てしまいましたが・・・
今回は2回目の入院ですし、手術といっても予防なので、
私も普段通りに話すことができました。
家のことは、母に任せているので安心です。

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