2泊3日のママの入院、子供は大丈夫かな?

インターネットで子宮頸がん、子宮頸部腺がんのことについて、
事前予習をしていましたので、なんでも知っています!
という感じで、先生からの病気の説明を聞いていました。

やはり引っかかるのは、「腺がん」という点。

先生も
「腺の部分にがんができてしまってるので、
予後が悪いがんです。円錐切除術の結果を見て、
子宮全摘出の手術も考えなければいけないかもしれません。」
と説明してくださいました。

私も「腺がん」はたちが悪く、子宮頸部腺がんの治療方法のガイドラインとしても、
「子宮摘出はするべき」、とインターネットに書いてあったのを
何度も何度もチェックしていたので、知ってはいました。

【参考】日本婦人科腫瘍学会HP>>https://jsgo.or.jp/guideline/index.html

円錐切除で手術・入院、
子宮摘出で手術・入院、となってしまうと、
2回手術、2回入院、となってしまいます。

私が入院で家を空けるとなると、小学生の子供達のことが心配です。
「できれば一回の手術と入院で、治療を終わらせたい」
という思いがありました。

私は先生に
「最初から子宮摘出の手術を受けてはだめですか?」
と聞いてみました。

先生はちょっと驚いた感じで、
「いきなりはちょっと無理ですね・・・。円錐切除をしてみないと・・・。」
とおっしゃいました。

やはり治療にも「段階」、ってのもがあるのでしょう。
円錐切除術は、治療の意味もありますが、検査の意味もあるので、
検査という面から考えますと、やはりこれは治療方針を立てるためにも、
先に円錐切除術は受けななければいけない手術なのかもしれません。

いきなり「子宮をとってください!」
という患者さんはめずらしいのでしょうかね???
先生からすると、私の言っていることは無茶苦茶だったの?
でも、子宮にも癌が進行していたら怖いし、
早く子宮を摘出して、がんの恐怖からお別れしたいといもの確かでした。

私は、
「円錐切除術の結果が出てから、子宮摘出ということになってしまうのでしょうか?」

先生
「そうですね。そうなります。」
とちょっとホッとした様子。

うーん。最終的には子宮は取るのに、面倒だな~と思いつつ、
先生の言うことには素直に従ったほうがいいと判断して、
とりあえず、円錐切除術を受けることにしました。

円錐手術は病院に2泊3日で行います。
3日間も私が家にいないなんて、これまでなかったことでした。
子供たちは大丈夫だろうか?
子供のことを考えると、涙があふれてきてしまいます。

私は家でパソコンを使って仕事をしています。
私が子供の時、母親は仕事をしており、学校から帰ってきても家に誰もいない。
母親は仕事と家事で精一杯で、子供の私たちのことまで、
あまり目をかけてくれませんでした。
宿題も、学校の持ち物もあまり見てくれたことはありませんでした。
母親は「自分のことは自分でしなさい」という考えがあったのかもしれません。
母親が見てくれないので、そのうち私は宿題もしない、
時間割もそろえない、忘れ物は当たり前、
というなまけもの?の子供になってしまったんです。
そしてそのまま大人になってしまいました。
そんな自分が嫌で、自分を変えようと努力するようになりました。

子供たちには、私のようになって欲しくないし、
家に誰もいないという、寂しい思いをさせたくない、
という思いから、家で仕事をすることに決めたのです。

ですので、子供が家にいるときは基本ずーっと子供と
過ごしています。

子供にとってはママが家にいることは当たり前になっているわけです。
1日いないだけでも、子供にとっては大変なことかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です