単純子宮摘出術の翌日

単純子宮摘出術の翌日は、もう最悪でした。

お腹は痛いし、動けない。

体に力が入らないんです。

スケジュールでは、お昼過ぎぐらいに、今いる個室から4人部屋に移る予定だったんです。

でもとてもじゃないけど、起き上がれる気がしない・・・

朝、看護師さんに「起き上がってみましょうか」、って言われて手伝ってもらって起き上がろうとしたんですが、

すごいめまい。グラグラ~ってなってしまって。

立ち上がろうとしたんですが、やはりめまいでふらふらしてムリでした。

看護師さんも「無理そうですね」といって、そのまま個室で寝かされることになりました。

私より少し前に親戚で、子宮と卵巣の片方を摘出した人がいたんですが、手術後は元気過ぎて予定よりも1日早く退院したって聞いていました。

私の場合、体力ゼロ。いやマイナスでした。

さすがに不安になってきました。「このまま予定通り退院できるのだろうか?」

「もしかして、しばらく起き上がれなくなっちゃうんじゃないかな?」と。

その日は水分も少しとることができました。

そのまましばらく寝ていて、午後ぐらいになると

「あれ?なんだ動けるじゃん!」

ちょっと起き上がれるぐらいになってきました。

多分ですが、このめまいの原因は全身麻酔ではなかったかと思います。全身麻酔のせいで、手術後もすごい眠気でした。お見舞いに来てくれた父と旦那さんがいるのに、「起きなきゃ!」とは心の中では思いましたが、眠気に勝てずにずーっと眠っていましたし。

手術翌日の午後に、やっと全身麻酔がきれたのではないかなと思いました。

起き上がれるようになると、今度は暇。

暇だし一人でさみしい・・・。

私が入院したのは、ちょうどゴールデンウィークでした。ですので、看護師さんも交代でお休みをとっているようでした。前回2月に入院したときは、ナースステーションにたくさん看護師さんたちがいて、1日賑やかだったんですが、さすがゴールデンウィーク。病院内はひっそりとしていました。

そんな中、個室にいることになった私。

静まりかえった病院で、個室で一人。

できれば4人部屋に移りたかった・・・。

もしかしたら、私の起き上がれる様子を見て、そのうち4人部屋に移してくれるのかな?って期待していましたが、まったくその気配がなく、退院まで個室のまま同じ部屋にいることになってしまいました。

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