さて、話を戻しまして。
コルポスコピー検査の結果を聞きに行く日がやって参りました。
この時にはすでに、ある程度の覚悟はできていました。
きっと先生から
「子宮頸部腺がんです。」
と言われるだろうと。
予想はしていましたが、それでもやはり、
不安だし、恐怖に押しつぶされそうでした。
この日もほぼ待たされることなく、診察室へ。
診察室に入ってびっくり。
あれ?いつもの主治医の先生じゃない・・・
大事な検査結果の発表なのに・・・?
診察室にいらしたのは、若い女性の先生でした。
ですが、かえって女性の先生のほうが話しやすいかも。
なんだか少し緊張もほぐれました。
それもつかの間。
いよいよ、コルポスコピー検査と細胞診の結果が
明らかになると思うと、不安と緊張はピークです。
この検査結果が出るまでの精神状態は、
生きているのか死んでいるのかも
わからないような感覚です。
義務的に食事をして、呼吸をして、寝て起きての繰り返し。
そこから脱出できるのだろうか。
先生は簡単に自己紹介をすると、
「先日の検査の結果がでました」
といきなり本題に。
「子宮頸部腺がん0期の疑いがあります」
やっぱり!
わかっていましたが、ハッキリと言われるとやっぱりショックです。
これまでネットで、たくさんの子宮頸がんを患った方の
闘病記を拝見していました。
検査結果で「がんです」と先生に言われた瞬間、
ここで半分以上の方が、ショックで取り乱して、
泣いてしまったり、気分が悪くなったり・・・
ということを経験されていたようでした。
私はなんとかそれは避けようと思っていました。
私はたぶんもう99%「がんです」と言われる。
だからもう、結果がどうとかいちいちショックを受けずに、
「ではこれからどうやって、がんを治療していくのか?」
ということを、先生と話していこう、
今、先が見えない状態なのを、少しずつ見えるように、
前に進もうと思っていました。
検査結果を聞いても、ショックを受けずに、前に進む。
こればかり考えていたので、検査結果を聞いて
取り乱したり、ということは外見上はありませんでした。
まあ、頭の中はショックですよ、それはね。
外見上は、平静を保つように努力をしていました。
ここで取り乱しては、先に進めませんから・・・。
それで、これからどうするのか?
先生が今後の治療について、説明をしてくださいました。
私は先生の話を一言も聞き洩らすまい、と必死に聞きます。
ショック状態なので、必死にならないと、説明が頭に入ってきません。
これからの治療は、やはり「円錐切除術」ということでした。
どのような手術か、詳しく説明してくださいますが、
すでにネットで徹底的に予習済みの私なのでした。
こんにちわ。腺がんが0期で見つかったんですね。
告知はショックだと思いますが、0期で見つかったのは、すごくラッキーではないかと思います。私も5月に円錐切除して、追加の治療をどうするか考えているところです。(準広汎手術をするかどうか)様々な決断を、短い期間にしなくてはならなくて大変ですけど気を楽にもって頑張りましょう!
ririka2018さん、コメントありがとうございます。
そうですね、実際には1A1期だったのですが、円錐切除でがんは取り切ることができました。先生からも早期発見ですといわれました。ですが「腺がん」でしたので、予防で単純子宮摘出もしました。子宮からは病巣は見つからなかったので、今は安心して生活することができています。ririka2018さんは、追加の治療がまだ決まっていないのですね。不安な気持ちわかります。少しだけブログ拝見させていただきました。私の場合は幸運なことに、腹腔鏡手術が保険適用の病院で子宮摘出を受けることができました。ですので費用もおさえることができました。ririka2018さんの周囲に保険適用の病院があると良いのですが・・・。良い方向に進むよう、お祈りしております。