円錐切除術から一年経ちました

久しぶりの投稿となります。
元気です。一度さぼりだすとダメですね・・・。
確定申告やこの3月で小学校を卒業する長女のことでバタバタしていました。

以前にもこちらのブログでお話しさせていただいたことがあるのですが。
小学校の6学年役員になってしまいまして。
卒業式で先生に贈る記念品のことやら、
卒業後に行われる食事会の準備なんかで、パニクってました。

昨年の今頃は・・・2月20日に円錐切除術を受けていました。
円錐切除術から一年が経ちました。
昨年でよかった・・・。
もし、今年に手術することになったら、学年役員と手術とで、
大変なことになっていました。
考えただけでも恐ろしい!
神様も大変なことが重ならないように、いろいろと考えてくださっているのでしょうか。

さて先日、2月の初めに病院へ経過観察へ行ってまいりました。
血液検査をして内診をして、問題なく無事に終わりました。
次回は5月です。

自分の診察の順番を待っている間、周囲には多くの方も
一緒に待っておられます。
婦人科の隣は産婦人科ですので、近々出産をひかえたであろう、
おなかの大きな妊婦さんもいらっしゃいますが。
妊婦さん以外は私と同じように、がんの手術をひかえた方や、
手術が終わり、経過観察の方かと思います。
年齢はさまざまですが、皆さんは私のようにがんと闘ったり、闘おうとしている方々です。
ここにいる一人一人が、それぞれに苦しい思いをして闘っている・・・
そう思うと、親近感のようなものを感じたりします。

近くに座って待っていらしゃったおばあちゃんが、
「経過観察で、今2年めなんだよ」とお話をされているのが聞こえました。
経過観察は5年間。私はまだ1年目です。おばあちゃんも私もまだまだ続きます。
経過観察で何もないと、安心してしまい、
「もう元気だし、病院行かなくてもいいや~」と、
中には来るのをやめてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
私もたまに頭をよぎることもあります。

ですが。
以前に読んだ原千晶さんのブログや本の中に、
経過観察をやめてしまい、再発してしまったことに気付くのが遅れた、
という記述がありました。
自己判断で経過観察をやめてしまうことは恐ろしいことであることを、
原さんは著書の中で強く訴えています。
何もなくても、5年間、先生の顔を見に通おう、
と心に誓っております。

最近、著名人でがんを公表する方が非常に多いですね。
家族や周囲の知り合いにがんを患っている方がいらしゃらない方は
その公表に驚くかと思われます。
ですが、それだけがんを患う方が多いということなのです。
日本人の二人に一人はがんにかかる、と言われていますが、
まさにその通りなんですよね。
池江璃花子選手のように、日本新記録を出すような選手でも、
病気になってしまうのです。
がんは身近にあるし、いつ誰がかかってもおかしくないような病気です。
「自分はがんにならないから検診は受けなくても大丈夫」
という考えがいまだに根強くあるような気がして仕方がないのですが。

そして、がんは克服できる病気です。
必ずすも「がん=死」ではないのです。
ただ、早期発見は大事なので、やっぱりがん検診を
受けてほしいです。

がんは初期症状がわかりにくい病気だと思います。
初期症状が出てからの治療では、遅くなってしまうと思います。
ですからやはりがん検診は大切なんです。

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