下腹部のチクチクした痛みは、お正月じゅう続いていました。
不安をおさえて、家族で初詣に行きました。
お願いは・・・もちろん”健康”です。
他には何も考えられない!
”癌”という病気は、私の身近にはありませんでした。
ですので、癌の知識がほとんどありませんでした。
癌について知識のない人は、
癌=死
というイメージが強いと思うのですが、
私ももれなくその一人でした。
私が癌かもしれない、とわかった時、
生まれて初めて”死”を意識しました。
考えたくなくても、考えてしまう、
私がこの世からいなくなった後の事を、です。
小学生の子供2人、どうなるんだろう?
母親がいなければ、苦労するに決まってる・・・
自分のことよりも、子供たちのことが心配で心配で、
仕方がありませんでした。
もし、私の病気が治って、これまでのように元気に過ごすことができれば、
私のように病気になってしまった母親の子供たちのために
何かしてあげたい、とも思いました。
とにかく、2人の子供たちのために、何とか生き延びたい、
そう願うばかりでした。
今まで生きてきた中で、最も憂鬱な年末年始を過ごし、
いよいよ1月5日、コルポスコピー検査を受ける日が
やっとやってきました。
生理も終わっていましたし、今度こそちゃんと検査が受けられます。
10日ぶりに、県立病院に向かいました。
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