いつ子宮摘出の手術ををするのか?
これがなかなか決まらないまま、日にちが過ぎていきました。
4月に入れば、腹腔鏡の手術でも保険適用になる、とのこと
だったのですが・・・
4月1日になれば、いきなり保険が適用されるのかどうか?
というと、体制にちょっと不安があるらしく。
主治医の先生も、4月に入ってすぐの手術は、保険適用が不安なので、
避けたほうがいいかも、とおっしゃっていました。
私は子供たちが春休みのうちに、子供を実家の母に預けておけば、
入院手術も安心して受けられると考えていたので、
春休み中に手術を受けたかったんですが・・・
その計画はダメになってしまいました。
しかも、主治医がさらに不安なことを・・・!!!
「4月に入ると、移動があるので、引き継ぎなんかもあって、バタバタするから、
手術は入れないようにしているんです。」
はい?
移動??
もしかして、主治医の先生も移動するかもしれないってこと???
ここで一気に不安増大です。
今まで信頼してきた主治医の先生がもしもいなくなってしまったら・・・
せっかく仲良くなってきたのに・・・
不安・・・。
そのような不安な状況の中で、さらに!実はこんなことがありました。
3月といえば、小学校の年度末にあたります。
ここで毎年、恐ろしい日が必ず訪れます。
親ならさけては通れない、来年度のPTA役員決めです。
6年生は、くじ引きで役員を決めることになっています。
私も病気の不安もあり、いっそのこと、
病気のことを話して辞退しようか・・・とも考えました。
でも、円錐切除術で断片が陰性でしたし、「もう自分は病気ではない」と
勝手に思っていましたから、
「辞退するのもおかしいかな」、と思いました。
大体、他のお母さん方の前で、
「実は私、がんなんです。」なんて言えない・・・。
くじで役員を引き当てなければいいのだ!と思いました。
辞退する方も2名いらっしゃいました。
お一方は、外国の方で日本語があまりよくわからないとのことで辞退。
もうお一方は、お父さんでした。
現在、その方の奥様(お子さんの母親)が病院に入院中。
子供は実家に預けており、自分は仕事のため、離れて暮らしている、
ということで辞退でした。
あの・・・私も病気なんです・・・と心の中で叫ぶ私。
ただ、その方のほうが深刻なのは間違いありません。
お子さん、かわいそう。
そして、PTA役員決めのくじ引きスタート。
で、まんまとですね、
私が引いたくじには「副会長」の文字。
ああ、もう、私絶対に神様に見放されている!!!!
こんなに不幸が立て続けに起こるとは!!!
がんの私が、クラスの役員!?
もうホントに泣きたくなりましたよ。
その日は、家に帰ってもふてくされました、さすがに。
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