円錐切除術や子宮摘出の手術を体験された方のブログを
読んでいますと、度々話題になってくるのが「尿の管」のことです。
これらの手術の後、膀胱から尿に管が付けられます。
(他の手術でも、尿の管は付けられるかもわかりませんが、
知識不足で申し訳ありません)
ブログではこの「尿の管」を嫌がる方がほとんどでした。
「気持ち悪い」というのが、その理由のようです。
恥ずかしさ、もあるかもしれないですね。
それらのブログの中には、この管が嫌で嫌でたまらなくなり、
「外してください!」と看護師さんにお願いした、
という方もいらっしゃいました。
私も円錐切除術、単純子宮摘出手術を受けた時、
どちらもこの「尿の管」を付けられました。
ブログを読んで知っていたので、
「これかそうとう気持ち悪いのだろう」
と、覚悟はしていました。
手術の後は、絶対安静なので、膀胱に取り付けられた管から
自然に尿が流れるようになっています。
ですので、トイレに行かなくてもいいってワケです。
管の先に袋状のものが付いていて(実際見たわけではないのであいまいです)
そこに自然と尿がたまっていくみたいです。
数時間おきにそのたまった尿を看護師さんが捨てに来てくれます。
私の感想は「トイレに行かなくて便利でいいじゃん」でした。
おばさんだから、こんなものなのかも。
私の場合、トイレに動いて出血するほうが、よっぽど怖かったんですよね。
円錐切除術は出血が怖いって聞いていたので。
だから尿の管は、私はそれほど気にはなりませんでした。
ただやっぱり少し動くと、管がひっかかるような感触があって、
気持ち悪いのはありました。痛い、ってことはありませんでした。
そんな便利な尿の管なんですが、なんとまたまた問題が発生してしまいました。
うまく取り付けられていなかったんです。
手術が終わって、数時間すると何だかとってもトイレに行きたくなりました。
でも尿の管が付いているんだから、尿がたまっていることは考えられません。
たまたま来てくれた看護師さんに
「すみません、トイレに行きたい感じがするんですが・・・」
と訴えてみました。
すると、すぐに尿の管を確認してくれて、
「あれ??うまく流れてないですね。」
と尿の管をゴニョゴニョっと動かします。
すると、膀胱にたまっていたものが、出ていきました。
すると、これまで苦しかったのがウソのようにスッキリ!
看護師さんは
「ずっと我慢していましたか?すごいたまっていました」とおっしゃっていました。
その後もうまく流れてくれず。
何度かナースコールで看護師さんに流してもらうという・・・。
なんとも面倒なことになってしまいました。
夜中は、看護師さんがそっと流してくれていたようでした。
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